飲食業と製造業は似ている⁉③司令塔が大事
こんにちは!日本で居酒屋の店長として働いた後、
オーストラリアでワーキングホリデーをしていました、Haruと申します。
2013年~2018年 日本の居酒屋でアルバイト→店長に
2018年~2020年 オーストラリアにてワーキングホリデー。
日本食レストランでアルバイト。
2020年~ 派遣社員として製造業の企業で生産管理業務
という経歴の中で、製造業と飲食業の共通点で気づいたことをまとめています。
①どちらも在庫管理が大事
飲食業と製造業は似ている⁉①どちらも在庫管理が重要 - 元居酒屋店長オーストラリアへ
②飲食業リードタイムの短い製造業の一種
飲食業と製造業は似ている⁉②飲食業は製造リードタイムの短い製造業 - 元居酒屋店長オーストラリアへ
という内容をまとめてきましたが、
生産管理業務に携わるようになって、”司令塔が大事!”ということに気づきました。
営業が仕事をとってくる
↓
製造
の間にはその製造を行う為に計画が作られます。
お客様と約束した納期までに材料を調達し、誰がどのポジションで作業するのか?
複数ある製品をどのように効率よく製造するか?
という計画を立てる人が専門でいるかと思います。
では飲食店においては?
お客様からオーダーをとる
↓
キッチンで調理
の間に、”司令塔”がいるお店って、なかなかないのでは?
私が経験してきた中ではありませんでした。
”デシャップ”というポジションがあったとしてもきちんと機能しているお店はほとんどなかったように感じます。
お店規模にもよると思いますが、ホールスタッフはそれぞれ気を利かして注文を取ってきて、
キッチンスタッフは経験をたよりにオーダーをこなしていく。
経験値の高いスタッフで、かつスタッフ同士の連携がうまくいっていれば(特にホール⇔キッチン)司令塔はいなくても良いかもしれません。
ただし、そうでない場合が多いと感じます。
新人のホールスタッフが忙しいときに時間かかるオーダーを取ってきて
ベテランのキッチンスタッフが「こんな忙しいときにこんなオーダーとりやがって!」とキレる。
これってかなりおかしくない?と常々思っていました。
メニューにある限り、どんなに忙しくてもお客様からオーダーされたら
いつも同じレベル、同じ時間で提供するべき
というのが私の考え方です。
(物理的に無理ならそんなメニューはやめるべき、くらい思います。)
どんなに素敵な空間も、立派なサービスも、美味しい料理も
「いつも高いレベルでおいしい」「待たせすぎない」
という基本の上に成り立つものだと思うのです。
そこで、重要なのがホールとキッチンをつなぐ”司令塔”だと思います。
飲食店も製造業の一種であると考える以上、「製造計画」は重要です。
今、3組のお客様がいらっしゃいました。
グループAはすぐにオーダーをして「枝豆、卵焼き、焼き鳥、おでん、ホッケ焼き、揚げ出し豆腐」を注文しました。
すぐ後にグループBは「枝豆、から揚げ」を注文しました。
グループCは少し悩んで「親子丼、味噌汁」を注文しました。
オーダーがA→B→Cの順に流れてきたからと言って
グループAのオーダーを全部作って、次にBを作って、次にCを作って提供する、
なんてするはずはない、というのは感覚的にわかると思います。
むしろこの場合は、AとBに枝豆を出したら最後にオーダーのあったCの親子丼を作るさえあると思います。
単純な例ですが、実際の現場はもっと複雑です。
同時にもっと多くのオーダーが流れてくるし、居酒屋ならゆっくり飲みながらつまむお客様もいれば夕食代わりに食事メインのお客様もいるでしょう。
キッチンからホール全体が見渡せるお店なら、料理長がお客様の様子を見ながらキッチンスタッフに指示を出して、なんてよく見かけました。
かっこいいな~と。自分も調理をしながら360度に目がついているように
適切に指示を出し、かつお客様ともコミュニケーションをとる。
これができるようになるにはかなりのセンスと経験必要なんだと思います。
オーダーが入ったときに、
どのオーダーを、どの順番で、誰が(どのポジションが)作るのか
同じオーダーは何個一緒に作れるか
というのを瞬時に判断して適切に指示を出す司令塔を、
飲食店はもっと重要視して良いのではないでしょうか。
製造業と異なるのは、オーダーが入って作った調理計画はどんどん変わるということでしょうか。
もちろん、製造業でも臨機応変に対応するとは思いますが、
飲食業は、先の例でいえば、グループAの「枝豆、卵焼き、焼き鳥」を出したあたりで、お客様の箸が進んでいないことに気づいた。
(美味しくないとか、そういうのではなく久しぶりの旧友との再会で話が弾んでしまってとか)
そしたら、当初の計画よりゆっくり目に調理するなど、その時その時の状況によって変えていく必要もあると思います。
早ければ早いほど良いというものでもないはずです。
飲食店はわりと個々の能力に頼りがちで、忙しかったり、人手不足だったりしても「頑張る」でなんとかなってしまうというか、なんとかしてしまう人が多いと思うのですが
忙しくて人手不足な時こそ、整える、というのが大切で
ホールとキッチンをつなぐ司令塔は
お客様の様子をよく見て、コミュニケーションをとって判断する力
どの料理がどのように作られていてどのくらいかかるのか
というのを理解する必要があると思っています。
とはいえ、これを目指していたけどなかなか簡単に身につくものではなかったなあ
と振り返っています。
一旦飲食業を離れて、製造業でシステマチックに生産管理業務を学ぶ中で、
これは飲食業にこそ必要な力だと思ったので、まとめてみました。
飲食業と製造業は似ている⁉②飲食業は製造リードタイムの短い製造業
こんにちは!日本で居酒屋の店長として働いた後、
オーストラリアでワーキングホリデーをしていました、Haruと申します。
2013年~2018年 日本の居酒屋でアルバイト→店長に
2018年~2020年 オーストラリアにてワーキングホリデー。
日本食レストランでアルバイト。
2020年~ 派遣社員として製造業の企業で生産管理業務
と、ホスピタリティ業界から製造業へと転身してたわけですが
全く違うとも言い切れず、むしろシステムとしては似ていることを実感しています。
その①では在庫管理が大事!ということをまとめました。
飲食業と製造業は似ている⁉①どちらも在庫管理が重要 - 元居酒屋店長オーストラリアへ
そもそも、飲食業は大きく言えば製造業の一部というのはよく言われることでもあります。
製造業で
営業がお客様と商談をし注文をとってくる
↓
製造計画を立て、部品調達を行う
↓
製造
↓
納品
↓
アフターサービス(メンテナンス)
↓
支払い
というのは
飲食業で
お客様からオーダーを取る
↓
キッチンに伝達してオーダーを通す
↓
キッチンで料理を作る
↓
料理の提供
↓
アフターサービス(お皿を下げたり)
↓
お会計
というように、システムとしては同じなんです。
製造業の製造リードタイム(=受注から納品までの時間)が数日~数か月に及ぶのに対して
飲食業の場合(=オーダーを取ってから提供まで)は早いと数分、
飲食業は製造リードタイムの短い種類の製造業と言えると思うのです。
飲食業場合はサービス面の方が重要だという主張もあるりますが
「お客様の注文を正確に適切な時間内で届ける」
という基本がおろそかではどんなサービスも成り立たないと思うのです。
例えば「今日のお勧めは?」と聞かれて。
「玉子焼きが絶品ですよ!」とおすすめし、注文が入ったとします。
しかしちょうど玉子焼きのオーダーが重なっていて
すごーく時間がかかってしまったとしたら
お客様は素直に喜べるでしょうか?
「おいしいけど、、、遅かったな」
って居酒屋で思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
飲食業でははっきりした納期がないのが製造業との違いであると思います。
製造業では〇月〇日、時には時間まで指定して納品するかと思いますが
飲食店のオーダーは、時間約束はしていません。
だけど、暗黙の了解というのがあって、
例えば生ビールなら5分もあればでてくるだろうとか
枝豆なら10分くらいとか
釜めしは30分くらいかかるかな。
お客様も店員も、なんとなくの感覚でこれくらいかかる
というのがあると思います。
なのでその感覚から外れて時間がかかりそうな、例えばお店が混んでいたり、あるいはもともと時間のかかるメニューの注文があった時は
「〇分くらいかかりますがよろしいでしょうか」
と確認することがよくあると思います。
では、
「遅かったなあ~」
とお客様に思わせてしまったのは
・手際の悪いキッチンがいけない?
・忙しいのに時間のかかるオーダーをとってきたホールスタッフが空気読むべき?
とあえて悪いように書いてみましたが、決してそうではないと思います。
飲食店でアルバイトしたことのある人の中には、
「こんな忙しい時に時間かかるオーダーとってきて!」
とキッチンスタッフに怒鳴られたことがあるかもしれません。
(もうそんな時代じゃないかな?)
「お客様の注文を適切な時間でお届けする」為に、何が必要なのか?
私は、それは”司令塔”であると考えます。
製造業の”司令塔”とは、飲食店の”司令塔”とは。
次の記事でまとめたいと思います。
飲食業と製造業は似ている⁉①どちらも在庫管理が重要
こんにちは!日本で居酒屋の店長として働いた後、
オーストラリアでワーキングホリデーをしていました、Haruと申します。
日本に帰国して早6か月が過ぎました。
早い、、早すぎる、、、
ゴールデンウイーク明けから地元の製造業の企業で派遣社員として働いています。
飲食一本で来た私にとっては完全に畑違い・・・
ですが意外と共通点もあったりして。
これまでに気づいた飲食業と製造業の共通点を挙げてみたいと思います。
前提として
飲食業では、接客経験あり、店長として管理業務をしていました。キッチン業務は作業としては手伝いレベル。
製造業では、いわゆる受注管理。受注と、製造計画の管理、在庫のデータ上の管理を担当しています。なので実際の製造や在庫の現品管理は未知です。
そんな業務上で感じた共通点の一つ目が「在庫管理が重要」です。
他の業界のことは分かりませんが、「在庫」を抱える企業であれば重要なことに変わりはないのかな?
多すぎても少なすぎても指摘され、
実地棚卸と理論在庫はいつも合わない。
合わなければ上司になぜ?と言われ
合えばあったで不思議ではある。。。
在庫管理したことない人はちょっとややこしい話になりますが・・・
私が働いていた飲食店ではPOSシステム(ハンディ)を使っていて、在庫管理のシステムも整っていたので
実地棚卸(食材等の在庫を数える)した数値を入力するだけで、
当月の使用量=前月末在庫+当月仕入れ-当月末在庫
を計算してくれました。
さらに
当月使用量の理論値=メニューごとの設定原価×販売数
も計算されているので
理論値と実績値の差も計算してくれました。
これがま~~~あ合わないんですよ。
例えば、
ビール一つとっても、注ぐときにこぼしたりすればマイナスになりますよね。
でも、こぼしちゃったから何㎖マイナスなのかはわからない。
まかないで、ご飯食べますよね。
いちいち何g図ったりなんてしないから、
お米はマイナスになりがち。
あるいは、旬じゃない野菜は高騰して設定した原価より高くなったりする。
100円のキャベツとして設定されているのに
200円になったら、食材として無駄にしていなくても100円のマイナスのように見える。
値段は同じでも。
盛り付ける人によってキャベツ1/4使うのか、1/2使うのか。
設定が1/4なのに1/2使ったら、1/4のマイナス。
そんなに大きな差が生まれないにしても、少しづつの積み重ねで1か月集まると結構な額になったりする。
ちょっと思い出しただけでも色々な要因が出てくる。
すごーーーーく面倒くさかったけど、今になって重要度がさらに分かってきました。
在庫管理をすることで下記を始めとしたさまざまな検証をすることができるからです。
・だぶついている食材がないかをチェックできる=鮮度の落ちているものがないか
・ポーション(=分量)が適切か管理できる。一皿は多すぎても少なすぎても良くないので。
・仕入れ価格が異常に上がったり下がったりしていないか。
感覚的な物ですが、売上が少なくてキッチン、ホールに未熟な部分があったりすると
在庫はぶれやすいと感じます。
だから棚卸管理は面倒くさいけれど、その結果を十分に活用できれば売上につなげることもできたはず、というのは今になって思います。
当時は理解が十分でなく言われて仕方なくやっていたかな。。。
今の製造業での管理範囲は大きくはないのですが、在庫見込みの計算、実績値との差をレポートするのが担当業務です。
キャベツが高騰したのを思い出しながら、「円高だから海外からの仕入れが有利になったな」とか想いを馳せています。
扱っているのは賞味期限のある食材でないので腐らせてしまったマイナスとかはないはずだし、基本1個づつの個体なのでキャベツを盛り付けすぎるようにネジをつけすぎるというマイナスはないと思うのですが小さいネジが行方不明、とかはあると思います。
飲食業と製造業の意外な?共通点一つ目は「在庫管理が大事!」でした。
飲食のとき、在庫のこと勉強していて良かったと思っています。
在庫って地味だけど意外に色々な検証の元になっているので。
面倒くさいと言いながらちょっと在庫好きになっている自分がいます。
もう少し勉強して深掘りしてみたいと思います。
日本に帰ってきてからの2ヶ月でやったこと
こんにちは!
日本で居酒屋店長として働いたのち、オーストラリアでワーキングホリデーをしていました、Haruと申します。
3月31日に日本に帰ってきてきてから早くも2ヶ月。
この2ヶ月でやったことと今の心境を記録しておきます。
1,日本円への両替
コロナの影響で外貨の両替ができるところがかなり少なかったので1万円分はオーストラリアで両替していきました。
結果として家に帰るまで現金は使わずに済んだので良かったですが空港やネット上では困っている人も見かけました。
空港も到着の時間よっては両替所やATMがやってなかったりするので、クレジットカードを持っていない人は気をつけた方がいいと思います。
今後はコロナとか関係なく、レートは悪くても、海外へ行き来するときは前もって現地の現金を少し用意しておく方が安心だと思いました。
2,住民票等の手続き
私は栃木の実家に戻ったんですが、海外からの帰国は2週間以内に住民票の届出が必要でした。
私が帰国したタイミングではオーストラリアからの帰国者に自粛要請はなかったのですが、2週間は家にいようと決めていたので両親にいろいろと手伝ってもらいました。
また、戸籍が遠方にあり、取り寄せる必要ありました。郵便で申請を出したのですが、このような時にも関わらず、とても迅速に対応してもらいました。
家族と、地域のみなさん、役所の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
免許の住所変更などは2週間過ぎてから自分でいきました。また、役所にも行く必要がありました。
申請の受付の方々は、私がオーストラリアから帰ってきたばかりという記録を見ていると思うんですが、何のリアクションもありませんでした。
実は海外からの帰国者に対するバッシングとか、非難があったらどうしようと少し気にしていました。
でも全然そんなことはなくて、もしかしたら心の中では何か思ってたかもしれないけど、そんな様子をみせなかったのもありがたかったです。
3,携帯電話の契約
携帯電話番号ないと、結構不便なので、
という格安シムを契約しました。
まだ利用明細が出ていなくてはっきりはわからないんですが安さで選びました。
調べた中では一番安くて、特に通信使用量が固定ではなく、使用量応じた課金になる、つまり使った分だけ払うというシステムが気に入って契約しました。
電話番号の使用量は定額で、ネットは使った分だけ。
他にもいろいろプランはありますが、シンプルなのを選びました。
ちなみにデータは1GBで660円です。私は家にwifiがあるので4月のモバイルデータ量は1GB未満でした。
また、1GBごとに料金が設定されているので無駄が出にくいのもいいなーと思います。
4,海外旅行保険の解約
帰ってきてすぐに、海外旅行保険を解約しました。1年で契約してたんですが、半年近く残してしまったので。ネットの代理店のネスグローバルさんを通じて東京海上日動さんの保険に入っていたのですが、オーストラリアでは時々病院に行く必要があったので本当に助かりました。
海外旅行保険は加入に賛否というか、なくていい派、カード付帯で十分派の方もいると思いますが、私はおすすめします。
解約時もスムーズに返金してもらえて、安心しました。
5,自粛生活を謳歌
もともと出不精な私は自宅での生活を楽しみました。
実家で家族いますが、最初の2週間は食事も別で、なるべく同じ部屋にいないようにしていました。
2週間過ぎてからは、家事にも参加し、ラーメンをお取り寄せしてみたり、家族内パーティーをしたりと楽しく過ごしていました。
地元の友達とオンライン飲み会もしてみたり。
近くに公園があるので散歩をしたり。
英語の勉強、ピアノの練習、ペットの猫と戯れる。
特別なことはないかもしれないけど、それぞれ家族は今まで忙しかったから、一緒にご飯食べる時間があるというのが嬉しかったです。
6,就活そして就職
いろいろ悩みもしたのですが、地元就活をすることにしました。
ただ、これまで接客業をやってきて、接客業が大好きな私にとって、難しい問題でした。
接客業求人が無いわけではないんですが、オンライン面接をしたある企業には「緊急事態宣言中はオープンできず、すぐの採用は難しい」と言われました。
正直、何をしたらいいのかわからない。そしてまたいつかオーストラリアに行きたい気持ちあります。
そんな中で、正社員の仕事見つけるのは難しい気がしました。
友達アドバイスもあり、地元の派遣会社に登録しました。一度だけ紹介してもらった会社に行きましたが、ほとんどがオンラインでのやりとりでした。
結果、その1社目で採用が決まりゴールデンウイーク明けから働いています。
メーカーの英文事務
という仕事内容で、英語に抵抗のない人を探していたとのことでした。
ちゃんとした事務は未経験でしたが、受け入れてくれました。
実際英語はそんなに使わないというか、たまに資料に出てくるの程度です。
未経験の業界、職種で不安もありましたが、職場の方々は親切で、未経験の私に丁寧に仕事を教えてくれます。
社員の方は半分くらいづつ自宅勤務をしているようですが生産はこれまで通り続けているとのことです。
緊急事態宣言中もこうして稼働している方がいることで必要物が行き渡っていくんだなと感じました。
今までとは畑違いの仕事ですが、居酒屋やオーストラリアの経験がかなり役に立っていると感じています。
直接同じものはないけれど、例えば在庫のこととか、管理の場面とかで似たような考え方があると気づきました。
まとめ
正直、後悔しています。
オーストラリアに残れば良かった。
オーストラリアに残った友達のインスタを見るたびに。
ですが、どの道を取っても後悔するのはわかっていました。
オーストラリアに残っていたら。
日本に帰って就職した友達を見て、嫉妬していただろうと。
だから、今は気持ちの整理がついて、後悔していないです。
どこにいても、いいこと、悪いこと両方あります。
どの道も、自分の責任で選ぶものだから、他人が評価するものではないと思います。
オーストラリアの海も恋しいけれど、今の私にとっては家族と一緒に生活できる、仕事ができる、美味しいものが食べられる。これ以上の幸せはないです。
今は、私を受け入れてくれた家族と地元に感謝して、貢献する形で恩返ししていきたいと思います。
オーストラリアのワーホリ一日の生活!〜シドニー編〜
こんにちは!
日本で居酒屋店長として働いたのち、オーストラリアでワーキングホリデーをしていました、Haruと申します。
2020年3月末までオーストラリアでワーホリ生活をしていました。
2018年9月 ホームステイ、語学学校
2018年10月〜2019年2月 シドニーでレストランジョブ
2019年3月〜2019年6月 ブリスベンで農業
2019年7月〜2020年3月 シドニーでレストランジョブ
以上のような形で大きく生活が変わっていたんですが
今回の記事では「シドニーでレストランジョブ」の間の生活をご紹介したいと思います。
9:00 起床
10:00 カフェで朝ごはん
11:00 レストランでアルバイト
22:00 帰宅
24:00 就寝
とってもシンプルです。
アルバイトの時間は11:00〜22:00の中でのシフト制でした。
フル勤務で中休憩があるときもあれば11:00〜15:00のランチだけ、とか17:00〜22:00のディナーだけ、という日もありました。
シフトは一週間ごとの提出でしたが私は「いつでも入れます!」と提出していました。
基本的に掛け持ちもしていなかったし、沢山働きたかったので。
それでだいたい一週間で25〜35時間働いていました。
お昼と夜は賄いをいただいていたので朝は贅沢にカフェでコーヒーと軽食を食べていました。
通勤路にお気に入りのカフェがあったのでほぼ毎日行っていました。
半日シフトの時は、アルバイトの前後に図書館に行ったり、友達と遊びにいったりしました。
バー等に行くこともありましたが、日本にいたときより頻度は少なかったです。
カフェやバーの店員さんは、初めてのお客さんにも積極的に話しかけてくれるのでとても楽しく過ごせました。また、英会話の練習にもなりました。
アルバイトが完全に休みの日は、ビーチに行ったり、遠出してブルーマウンテン(国立公園)にハイキングに行ったりと観光を楽しみました。
休日のアクティビティについてはまた別にまとめたいとおもいます。
オーストラリアでワーホリ中の一日の生活!〜学校とホームステイ〜
こんにちは!
日本の居酒屋で店長として働いたのち、オーストラリアでワーキングホリデーをしていました、Haruと申します。
2018年9月より、オーストラリアのシドニーにてワーキングホリデーを始めました。
初めの1ヶ月はホームステイして、語学学校に通っていました。
その時の一日の生活をご紹介したいと思います。
8:00 起床
9:00 授業
12:00 ランチ
13:00 授業
15:00 課外活動
16:00 帰宅又はイベントに参加
18:00 夜ご飯
19:00 勉強
23:00 就寝
私はシドニーでも人気のボンダイビーチの近くにある
という語学学校の「カスタマーホスピタリティ&バリスタコース」というコースとっていました。
日常英会話や、テキストを使った文法ではなくレストランでのコミュニケーションやバリスタの技術を学びました。
実際の授業はほとんどが、エスプレッソマシーンを使ってコーヒーを作るレッスンでした。
カスタマーサービスを学びたくて選んだクラスで、まさかコーヒーを作るのがメインだと思っていませんでした。
ですが、自分では選ばなかったであろうことを新しく勉強するのはとても楽しくて、またコーヒー文化の根強いオーストラリアでカフェをより楽しむことができたので、今思えばこのクラスをとって良かったです。
また、1コマ目と2コマ目の間の小休憩には、
他のクラスの生徒に対して実際自分たちでカフェを運営していました。
オーストラリアでバリスタになりたい人はもちろんよい経験ができるとおもいます。
レジ係や司令塔のような係もあったのでここでの経験が
後にレストランで働くときにとても役に立ちました。
その他、英語でのコミュニケーションやクレーム対応についても学びました。
↑こんな感じでコーヒー作る練習をしていました。
自分がとっているクラスの授業が終わると、学校全体での課外活動がありました。
曜日ごとにいろいろなコースがあるんですが
私は木曜日の会話クラスに行っていました。
希望者は前日までに登録して、参加します。
先生が一人いて、テーマをだしてくれてそれについて意見を出し合います。
「タトゥーをもっていますか?また、入れたいですか?」というテーマあったのを覚えています。
他のクラスの人たちと会話の練習できる良い機会でした。
学校が終わると、家に帰るか、街に出てイベントに行っていました。
ミートアップというアプリで、「異文化コミュニケーション交流会」や「ランゲージエクスチェンジ」
のイベントを探して、英会話の練習の為に参加していました。
ホームステイでは、ホストマザーともう1人の留学生と暮らしていました。
ホストマザーも働いていて、あまり家にいなかったので話す機会がありませんでした。
といっても、本当は自分から話しかけてもっとコミュニケーションをとれれば良かったのですが緊張して、それができなかったことが後悔です。
夕食後には、学校の復習や自分の英語の勉強に加え、RSAの資格の勉強をしていました。
RSAというのはオーストラリアでお酒を扱う仕事をする場合に必要な資格です。
レストランでウエイターの仕事をしたかったのでなるべく早く取ろうと思い、オンラインのコースを取りました。
以上が学校に行っていたときの一日の流れです。
たった1ヶ月ですが、新しいことを学んでとても楽しかったし、友達もたくさんできたので学校に通って良かったと思っています。
オーストラリア1年7ヶ月の収支をざっくり振り返る!!
こんにちは、日本で居酒屋の店長として働いた後、
オーストラリアでワーキングホリデーをしていました、Haruと申します。
オーストラリアワーキングホリデー来るのにどれくらいかかるの?
という疑問は多くの方がお持ちだと思います。
この記事では私の1年7ヶ月のオーストラリア生活での収支を公開します。
まずはおおざっぱなグラフを貼ります。
金額は全てドル、また10の位で四捨五入してあります。
日々家計簿をつけていたわけではなく、銀行の取引記録から計算したので正確でない部分もあります。
私がオーストラリアに滞在していた2018年9月~2020年3月は1ドル=75円くらいでした。
オーストラリアでは、家賃の支払いや給料の支給が2週間ごとなので、月別に分けるとずれることがあります。
(家賃の支払いが3回あるのに給料が2回、またその逆もあり、一見支出が多かったり、収入が多く見える場合もあります。)
【収入に関してざっくり振り返る】
2019年の3月〜6月は農業の仕事を、それ以外はシドニーの都市部でレストランの仕事をしていました。
農業の仕事は歩合制で、初心者だったので安定して稼ぐのが難しかったです。
レストランの仕事は、時給で週35時間位働いていました。
だいたい週35時間くらい働いて、1週間のお給料は650〜700ドルでした。
これは税引き後の私が受け取った金額です。
2019年9月は10日間日本へ旅行に行った為、収入が少なくなっています。
2019年12月末〜2020年1月の年末年始の10日間も旅行に行って仕事はしていませんでした。
ただ、この旅行の為に11月、12月は掛け持ちでアルバイトをして、ほぼ無休で働いていたので収入は安定していました。
【支出についてざっくり振り返る】
2019年9月の1ヶ月はホームステイをしていました。
また、語学学校にも通っていました。
ホームステイや語学学校の費用は事前に日本で支払いをしていました。
9月、10月の2ヶ月はアルバイトも始まったばかりで
オーストラリアでの収入はほとんどありませんでした。
日本から持ってきた20万円くらいで生活していました。
〈家賃と携帯電話〉
ホームステイしたあとは、シドニーの都市部のシェアハウスに住みました。
シェアハウスに住む場合、家賃には水道光熱費とWifiが含まれることが多いです。
私の場合もそうでしたので週の固定費は150ドルのみです。
携帯電話は日本の会社で契約したので月払いで、40ドルくらいでした。
農業仕事をしていたときは、家賃は130ドルと安かったのですが、車を持っていなかったので
家から畑までの送迎費が1週間で30ドルかかっていました。
なのでどこに住んでいたときも、家賃と携帯電話で月700ドルくらいになりました。
〈食費〉
都市部に住んでいたとき、私は自炊をほとんどしませんでした。
仕事の日は賄いをいただいていました。
また、私は外食が趣味なので、休みの日は必ず外食でした。
外食に関しては節約しなかったので、1回の食事で80ドルくらいになることも多かったです。
(夜、お料理とお酒を何杯か飲むと50ドルは超えると思います。)
夜の外食は週1回くらいでした。
昼の外食は週2回くらいで、1回あたり平均で15ドルくらいです。
朝は、オーストラリアのコーヒーが本当に美味しくてハマってしまって平均して週3〜4回カフェに行っていました。
コーヒーだけで平均4ドル、サンドイッチ等の軽食をつけるときは10ドルくらいかかっていました。
逆に農業の仕事をしていたときは、周りにレストランがあまりなく、また早寝早起きの生活だったので
ほとんど自炊をしていました。
外食よりは節約できたような気がするのですが、
家でお酒を飲む頻度も多かったので意外と食費はかかっていました。
〈月別特記事項〉
·2019年7月
農業仕事を退職し都市部に引っ越したので、航空券や生活必需品に出費が重なりました。
9月の日本旅行の為の航空券支払い。(600ドル)
ワーキングホリデーのセカンドビザ申請の手数料支払い。(500ドルくらい。)
·2019年8月
海外旅行保険を支払い(1年契約2600ドル。ですが、3月末で帰国したため解約し返金の手続きをしています。)
·2019年11月
年末年始の海外旅行代金支払い。クルージング旅行でしたので全部込みで1700ドルくらい。
·2020年3月
日本に帰国するのを決めたので航空券支払い。1700 ドル。
節約をあまり気にせず生活してきましたが、以上がそんな生活をした場合の
ざっくりとした支出と収入です。