元居酒屋店長オーストラリアへ

日本の居酒屋でアルバイトから店長になりました。その後、オーストラリアのシドニーにワーキングホリデーで滞在しレストランでの仕事を経験しました。コロナウイルスよる影響で帰国を決断しました。私のホスピタリティ人生の記録です。

飲食店アルバイト!いっぱいシフトに入れてもらう方法!

こんにちは!日本で居酒屋の店長として働いた後、
オーストラリアでワーキングホリデーをしていました、Haruと申します。

新型コロナウイルスへの対策として、
オーストラリアでは既に飲食店はテイクアウエイのみの営業になっています。
日本では通常営業のお店も残っているものの、
売上減少により

シフトを減らされた!
シフトが少なすぎて生活できない!

という状況になっているアルバイトの方も多いとおもいます。
この記事ではそんな方がまたシフトを増やしてもらうために
どんな行動を取ればいいのかをまとめたいとおもいます。

と思っていたんですが。。。
もっと働きたい!
というのはおすすめできない厳しい状況なってきました。


今現在、飲食店等で働いている方は、どうぞ感染に注意してください。

追記:2020年10月現在、日本ではGo toトラベルやGo toイートキャンペーンがあったり
規制もほとんどなくなって、忙しくなっている飲食店さんも多くみられるようになりました。
人手不足なお店がある一方、シフトを少しでも増やしたい方の助けになればと思います。

そういうわけでこの記事は、以前ツイッターでつぶやいたことを元に、
コロナウイルスが収束した後”に
以前のように飲食店で働ける時が来た未来の為に
残しておきたいと思います。

人手不足と言われる飲食業界ですが、
立地によって、あるいはいい環境のお店であったりしてアルバイトの競争が激しい、又は閑散期になると
「シフトを削られる」
ということも十分あります。

あるいは「今日は暇だから上がっていいよ」
なんて早上がりさせられたことがあるアルバイトの方も多いのではないでしょうか。

ぶっちゃけて言えば、アルバイトが人数的に足りていたとしても、
保険的な意味で多めに採用することはあります。
私も「シフトを削る」という作業は本当に辛かったですが
店舗運営の上では必要なことでした。

ただ、
「がんばっているアルバイトさん」
「お店の為に働いてくれるアルバイトさん」
のシフトはなるべく希望に沿えるようにしていました。

どうしたら「がんばっているアルバイトさん」
になって、シフトをもらえるのか、
を自分なりにまとめます。
私の経験上、ホールスタッフ向けのアドバイスになります。



一言でいうと
「一緒に働くスタッフを思いやれる人」
になると思います。

まずはツイートを載せておきます。






まず、

1、お客様と会話をしてみよう。

お店の業態にもよりますが、飲食店に来るお客様には、
店員さんとのコミュニケーションを楽しみにしていると方も多くいらっしゃいます。

自分から積極的にはなしかけてみましょう。

と言っても、何を話したらいいかわからない!

という方も多いと思います。

そこで、まずは
「今日のおすすめ」
をしてみましょう。

別にいつもあるメニューから、自分おいしいと思うものや、あるいは店長や料理長に聞いてみましょう。


「いらっしゃいませ。今日は土手煮おすすめです。ぜひお召し上がり下さい。」

もしお客様が注文してくれたら、後で感想を聞いてみましょう。

「土手煮はいかがでしたか?」

そして最後、お帰りになる時にもう一声

「今日はありがとうございます。今度は筑前煮も食べて見てください!」

一つのきっかけで3回自然に会話ができます。
お客様の中には放っておいて欲しい人もいると思います。
そういう方は、そっとしておいてあげればいいだけです。

中にはおしゃべり好きで、仲良くなって
「あなたの接客がいいからまた来るね」
と言ってくれる方もいるかもしれません。


お店の方も売上にも貢献できて、お客様にも喜んでもらえる。
自分自身も楽しいと思えればこれ以上のことはないと思います。
また、今後の人生で、いろいろな方と会話をする為の良い勉強にもなるはずです。


2、掃除をしよう
暇な日って、どうしてもあります。
誰かに上がってもらいたいな、、、
っていう時に、自発的に掃除や片付けをしてくれるアルバイトさんがいたら、
その子にはぜひ残ってもらいたいと思っていました。

お客様がいる場合は、ホコリが舞うような掃除は控えるべきですが、
できることは沢山あります。
わからばければ店長にきいてみてください。

メニュー、テーブルにおいてある備品類、冷蔵庫の棚の掃除、扉の取っ手など、
普段掃除しているところでもいつも以上に綺麗にすることはできます。



3、他のセクションの手伝い
自分のやることがなくなったら、
他のセクションに手伝いを申し出てみましょう。

ホールが暇でも、キッチンは忙しいこともあります。
仕込みなどの中には初心者でもできることがあるし、
洗い場や片付けの手伝いもできると思います。

暇だからと言って、他のスタッフとただおしゃべりするんじゃなくて、(少しの雑談は必要だと思いますが)

お店全体を見て、「誰か忙しい人はいないかな」
と考えて見てください。

そうやって他人を思いやる気持ちがあれば
自然と仕事はみつかるし、
店長としてもぜひたくさん働いて欲しい、と思います。

シフトを作るときに
ホールの仕事しかできないAさんと、
ホールの仕事はもちろんキッチンの手伝いもできるBさんなら
Bさんが選ばれるのは当然だと思います。

大きいお店でホールとキッチンが完全に別れてる等あれば
ホールの中で自分が覚えていない仕事がないか探して見てください。
そして店長やマネージャーに新しい仕事を覚えたいですとお願いしてみてください。
「どの作業もきちんとできる子」は貴重な存在になれるはずです。



以上の3点が、シフト争奪戦に勝つ方法です。
お客様や、他のスタッフのことを思いやれるか
というのがとても重要だとおもいます。

私は、スタッフの時はこの方法でシフトを入れてもらったと思っているし、
店長の時はお店のことを考えて働いてくれる方を優先していました。

一生懸命お店の為にがんばっても、そのお店の状況によっては報われないことがあるかもしれません。

ですが、そのお店で働き続けるにしても
他でまた仕事をすることになっても
一生懸命人のタメニ働いた
という経験は役に立つと思っています。