元居酒屋店長オーストラリアへ

日本の居酒屋でアルバイトから店長になりました。その後、オーストラリアのシドニーにワーキングホリデーで滞在しレストランでの仕事を経験しました。コロナウイルスよる影響で帰国を決断しました。私のホスピタリティ人生の記録です。

オーストラリアの日本食レストランで使える接客英会話!ー基礎会話編ー

こんにちは、日本で居酒屋の店長として働いた後、
オーストラリアでワーキングホリデーをしていました、Haruと申します。

私がシドニーで1年半レストランで働いた経験をもとに、レストランで使える英会話をまとめました。
ちなみにかなりカジュアルなスタイルの街中にあるイートインがメインの普通のレストランです。
これだけが全てではないし、文法や語彙に間違いがあるかしれませんが、
実際に使って、問題なく通じた表現ばかりです。

また英語力の他に重要なポイントもまとめておきました。

■店員
□お客様
の記号を使っていきます。

ではさっそく!
レストランにお客様がいらっしゃいました。

■いらっしゃいませ!
■Hi how are you?
■How many?
(何名様ですか?)
あるいは人数が見て分かるときは
■Table for 2?
(2名様ですか?)
ときいていました。

日本食レストランなので日本語で
「いらっしゃいませ」
も併せて言っていました。
お客様からたまに
「いらっしゃいませ、ってどういう意味?」
と聞かれることもありました。


席にご案内します。席を手で示して
■Please have a seat
(こちらのお席どうぞ)
あるいは、席がいっぱい空いているときは
■Anywhere you like
(お好きなとこどうぞ)
と言っていました。

メニューを渡します。
■Here is menu.

本日のおすすめもしていました。
■Today I recommend "Doteni".
(今日は「土手煮」がおすすめです。)

■Doteni is japanese style beef miso stew.
(土手煮は和食で、味噌味の牛煮込みです。)
■It's good with beer and sake.
(ビールや日本酒に合います)

お客様の様子を見て、注文が決まった頃にお伺いします。
日本の場合、お客様が「すみません」と呼ぶか、
ボタンがあればそれを押すのが一般的かと思います。
オーストラリアではウエイトレスが様子を見て行きます。
大抵はアイコンタクトで呼んでくれますが、声をだしたり手をあげたりはあまりしません。
なのでまだ注文のきまってないお客様のテーブルは注意して見ておく必要があります。


■Are you ready to order?
(ご注文お決まりですか?)

決まっていれば
□Yes, please
□I think so.
(はい、決まっています)
と言ってくれます。

決まっていない場合は
□Give me a second
(もう少し待ってください。)
などと言われるのでもう少し様子をみます。

注文を聞くときは以下の表現が使えます。
■What can I get you?
■What would you like?
(何をご注文されますか?)

お客様の返答の仕方で覚えている限りを載せておきます。
□Can I please get Doteni.
□Could I please get Doteni.
□May I please get Doteni.
□I will get Doteni please.
□I'm going to get Doteni please.
□For me, Doteni please.
(全て「土手煮ください」の意味)
getはhave の場合もあります
please の位置は人によってかわります。言わない人もいます。

ドリンク頼まなかった人にはドリンクも聞きます。
■Would you like any drinks?
■Any drinks for you?
(お飲み物はいかがですか?)

オーダーしてくれることもありますが、
お水でいい場合の言い方もいろいろでした。
□I'm okay
□I'm fine.
□Just water is fine.

お料理の提供時にはいろいろな表現がありますが
私は単純に商品名をいっていました。
■Thank you. Doteni.
(ありがとうございます。土手煮です。)
■Enjoy.
(ごゆっくどうぞ、的な意味で使っていました。)

お食事の途中で状況確認をします。
■Is everything okay?
■All good?
(いかがですか?)
日本のレストランでは同じような表現が思い浮かばないのですが、シドニーのレストランではウエイターさんがよく聞いてくれます。

お客様の返答のバリエーションとしては
□That's delicious.
□Beautiful.
(とってもおいしい!)
とお料理を褒めてくれる場合もあれば
□Can I get some salt, please?
(塩をいただけますか?)
など、欲しいものがある場合は言ってくれます。


お食事が終わったらお皿を下げます。
■May I take this away?
(こちらおさげしてよろしいですか?)
といってお皿を下げながら、
■How was it?
(いかがでしたか?)
と感想をきいてみたり、
■Would you like some dessert?
(デザートはいかがですか?)
とデザートをおすすめしてみたりしていました。


お会計をするときにはお客様から
□Can I get a bill please?
(伝票ください)
と言われれば、伝票を渡します。
あるいは
■Can you please pay at the counter?
(カウンター(レジ)でお支払いお願いします。)
と言ってレジに来てもらいます。

金額をお伝えします。
■$50dollars please.
(50ドルです。)
■Pay by card or cash?
(カードですか?現金ですか?)
シドニーではほとんどの方がカード払いでした。

私が働いていたレストランはカード手数料を取っていたので
■We will take card surcharge.
(カード手数料がかかります)
■Do you mind card surcharge?
(カード手数料かかりますがよろしいですか)
と聞いていました。

カード払いの場合、ほとんどがカードをカード読み取り機にタップするシステムだったので
レジの準備が出来たら
■When you're ready.
(ご用意できたらどうぞ)
■Can you tap here?
(タップおねがいします。)
タップでうまく行かない場合、挿し込むタイプのカードかもしれないので
■Can you insert?
(挿し込んでください)
と言います。




オーストラリア一般的にチップ文化はありませんがほとんどのレストランのレジに
チップを入れる箱があります。
コイン入れてくれるお客様が結構いて、嬉しかったのを憶えています。
また、カード払いの方も
「5$分チップをプラスして」
と、カードでチップを払ってくれる人もいました。


最後にあいさつをします。
■Have a good day.
(直訳すると「良い一日を。」ですが決まり文句です。)
"day"部分は、時間帯によって"afternoon"や"evening"に言い換えできます。
"one"はいつでも使えます。
■See you later.
(お店で使われる場合は「またお待ちしています。」的な意味になると思います。)
■Thank you.
■ありがとうございます。

最後も日本語で「ありがとうございます。」
と言っていました。

お客様も
□ありがとうございます
と日本語で返してくれる人もいれば、
■Have a good day.
に対して
□You too.
(あなたもね)
と言ってくれる場合もあります。

これに加えて
□That was so delicious! Thank you very much.
□That's amazing. Beautiful.
と、とにかく褒めてくれるお客様とても多かったです。これはウエイターにとってはとても嬉しい瞬間です。



以上、私がシドニー日本食レストランで実際に使ってきた表現です。
オーストラリアでレストランの仕事をしたいと思っている方、
日本のレストランで働いてる方で、外国からのお客様を接客する方、
また旅行で外国レストランを訪れる方、
ぜひ参考にしてみてください。